父の手作り甲冑教室通い その1
私の父は既に定年退職をして家にいるのですが、
今年の春から毎日せっせと続けていることがあります。
それがこちらの手作り甲冑作り。
なんと 全てボール紙でできています。
毎週土曜日に3時間、
商店街の教室に通い、あとは自宅でのホームワーク。
今月末に館山城で開催される里見祭りの武者行列で、孫が着られるようにと チャレンジしてくれました。
館山市の町興しの一環で始まった取り組みのようです。
まだ完成までに少し時間がかかりそうですが、
本当に丁寧に、細かい緻密な作業を毎日毎日コツコツと。
ここまでに かかった時間は、約300時間。
設計図に従い、ポンチで穴をあけるのですが、
この前計算したら 約4000穴もありました。
以下、その工程を簡単に説明してもらいました。
1 設計図を元にボール紙にカーボン紙で複写する
2 ボール紙をカットし、両面にボンドで布を貼り付け成形させる
3 布の両面に更にボンドを塗り、ニスを塗るための下地をつくる
4 ニスを両面に塗る
5 設計図に従いポンチで穴をあける
6 威し(おどし)と言って、穴に紐を通し、各パーツを連結させたり、装飾したりする
7 必要な部分に金箔を塗る
8 … と まだまだ続くようですが、
私は間違いなく1番の時点で挫折しそうです。
その2に続きます。
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