十二単に花筏
実家の庭先で見つけた 野の草たちです。
紫色のじゅうにひとえ に 新緑まぶしい花イカダ、
何とも和を感じさせるネーミングですね。
じゅうにひとえは シソ科の植物。
言われてみれば お刺身のツマなどに出てくるシソの実に似ています。
花イカダは
葉っぱの上に小さな白い花。
葉をイカダに 花を船頭さんに見立てて 名付けられたそう。日本人の繊細なセンスは こんなところにも伺えます。
花筏の葉を 花器の籠にうまく馴染ませて
差し口と持ち手部分を少し隠すのがポイントです。
野の花も 前後左右 高低をつけることで
ただ真っすぐな野の花にも楽しい動きを出すことができますよ。
皆さんの春のお庭にも たくさんお花があると思うので お花屋さんに行かなくても ちょっと摘み取り 生けてみてください(^^)
0コメント