93歳の超人ピアニスト ルース スレンチェスカさん
こんばんは。
今日は 夕方から子供を主人にあずけ、一人でピアノリサイタルに行ってきました。
93歳のピアニスト、
ルース・スレンチェスカさんのことをインターネットで偶然知り、私のおばあちゃんと同じ年で!?まさか! とすごく興味を持ったからです。
そのまさかまさかで、
93歳とは思えない溢れ出るパワーと、素晴らしいピアノ演奏。演奏の合間、舞台袖からピアノまでを行き来する間も、スタスタと足早に真っ直ぐに歩く姿勢。
何もかも、びっくりしてしまいました。
正に、超人を見た、という感じ。
カリフォルニア生まれのスレンチェスカさんは、4歳で公開演奏、6歳でデビューとものすごい経歴の持ち主で、かの有名な作曲家、ホフマンやラフマニノフ、コルトーなどに師事していたこともあるそうです。
パンフレットに書かれていた スレンチェスカ語録も、すごく胸に響きました。
特に、
過去には一切関心を持たない。
興味があるのは将来のことだけ。というフレーズ。
これを、今 93歳で言われているということです。
お年を召された方は、昔話や過去の栄光を語られることが多い中、彼女は今もなお現役で、最高のパフォーマンスで人々を魅了し、昨日より今日、今日より明日と、常により良い演奏を追求し続けている。
小さな体からものすごいパワーが溢れていて、
とても良い刺激になりました。
会場は拍手喝采のスタンディングオベーション。
アンコールで更に2曲弾いてくださいました。
こんなに長い曲をいくつも弾いて疲れないかな、体は大丈夫かなと心配しつつも、素晴らしすぎて、つい、もっと聴いていたいと思ってしまいました。
貴重な貴重な演奏を生で聴くことができて、本当に良かったです。
今日もありがとうございます。
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