マティスとルオー展
松下電工汐留ミュージアムで開催中のマティスとルオー展に行ってきました。
最近は 誰々と誰々のコラボ展が流行りなのでしょうか?
少し前は 上野で ゴッホとゴーギャン展がやっていましたね。
マティスは主人が好きで 家にもポスターがあったりするのですが、今回 ルオーも良いなと思いました。
仲良しだった2人の手紙のやりとりを元に、
いろいろな作品が展示されているのですが、
書面で交わされるたくさんの会話の中で、
ルオーがマティスに言った
「黒は色である」 という言葉が とっても印象的でした。
作風は全く違うのに、
共に 黒という色を大切にしてきた二人。
時には輪郭を、
時には 光を表現するために使われた黒。
何かを塗りつぶすためだったり、
闇だったり 勝手にマイナスなイメージがあった 黒 に 「色である」 とルオーが言ってくれたことで、
あぁ確かにそうだなぁと、考えを改めました。
美術展は 毎回 何かに気づかせてくれるので、
これからもたくさん足を運ぼうと思っています。
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